婚活の邪魔をする蛙化現象の傾向と対策を考えてみる(前編)【アラフォーの婚活】
昔から蛙化現象に悩まされてきました。
いいな!って思ってた人も、相手が振り向いてくれたり、付き合おうと言ってくれたり、好意を感じた瞬間に気持ち悪くなります。
インスタでこの話題に触れたところ結構な数の方からわたしも!とコメントをいただきました。
わたしだけじゃなかったんだ、よかったとホッとしました。
そんなわけで、蛙化現象の歴史を振り返り、傾向と対策を考えます。
りぼんっ子はクラスの男子への恋に憧れた
最初に蛙化現象を発揮したのは、小学校の頃。
好きだった男の子がいて、バレンタインチョコをあげたりみんなで動物園に行ったり。
付き合いたいとかはなく、「修学旅行とかで誰が好きなの?」って聞かれた時に答える人くらいなイメージ。
りぼんっ子だったわたしは(ママレードボーイとベイビィ★LOVEを推しておりました)、とりあえずクラスの男子にキュンキュンする世界に憧れていたのだと思います。
薄々、というか明らかに、両思いだということはわかっていました。
でも別にどうこうしたいとかどうなりたいとかは全くない。
そんな時に彼が別の中学校に行くことになり、なぜかわたしは不思議とあっさりしていて「あ、そうなんだ。元気でね」みたいな感じで全く気持ちが盛り上がらなかった。
しかし
彼から頻繁に電話がかかってくるようになったのです。
「好きとか言われてないし、付き合いたいとかも言われてないのになんで?」
と純朴な12歳の少女は思いました。
そうなると優しく相手に合わせるとかできないタイプのわたしは、多分相当冷たくしたんだと思います。
彼はなんでわたしが冷たくなったのかわからなかったのでしょう。それでも一生懸命電話をくれて。
「なんなんだろう・・・ちょっとイメージと違うな・・・」とすっかり冷めてしまいました。
彼はきっとみんなと違う中学校に行って心細かっただろうに。
申し訳ないことをしました。若さって怖いし、残酷。
野球部のエールかキャプテンだった人
次に発揮したのは高校生の時。
近くの高校の野球部が無名だったのに県大会を勝ち抜いて、近所で話題になっていました。
電車で●●高校野球部っていうあのエナメルのカバンを持っている子を見ては、みんなでキャーキャー言っていた。元々タッチとH2のおかげで高校野球が好きな上にミーハーなわたしが、この野球部に飛びつかないわけがない。
ということで、その高校に通う友人に野球部のエースだったかキャプテンだったかの子を紹介してもらい、付き合うことに。
しかし
野球部って、硬派で寡黙で真面目でスポーツマン精神にのっとってて、スポーツはするがおとなしい人だと思いこんでて(完全にタッちゃんと比呂)。
彼があまりにグイグイ来て、「あ、無理。ほんとに無理。」となって2週間くらいで別れさせてもらいました。
ていうか、1回しか会ってないと思う。(付き合ったって言えるのかーい)
タッちゃんも比呂も現実にはいないのだよ・・・
いたとしても南とか春華とかひかりとかSランクの女子が持ってくのだよ・・・
バイト先の優しい青年
次に覚えているのは大学生の時。
バイト先の同期の男の子。物腰柔らかくて、優しいし、相談に乗ってくれるしいいなと思ってました。
他のバイトの子に見つからないように二人でご飯に行ったり、結構わたしの方から誘ってました。
しかし
一緒にディズニーランドに行くのが決まったあたりから、なんだか突然ヒューンと拒否反応が起きるようになったのです。
でも、元々いいなと思ってたんだし、彼氏欲しいしと、盛り下がりまくってる気持ちに蓋をして予定通りディズニーランドへ。
でも結局やっぱり当日も、もう一緒にいて申し訳なくなるくらい憂鬱な気持ちでいっぱいでした。
その人はちゃんとその後付き合って欲しいと言ってくれて、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
なんか突然無理になっちゃったなんて言えないし、なんて答えたんだっけ・・・。
彼はちゃんと数年後にかわいくて性格もいい子と結婚して、そうだよねちゃんと女性に付き合おうって言える男性は幸せになるよね、と思った記憶。
鎌倉に置き去りにしたハイスペックな男性
これも大学生の頃。
今考えてもうまくいかなかったことを後悔するような魅力的な職業の男性。
バイトの先輩に紹介してもらって結構2人で会っていました。
あちらも気に入ってくれているようだったのですが、またしても蛙化現象を全力で発揮。
ディズニーの男性同様、行く前から結構盛り下がってきていたのに彼氏欲しいんだから!!!と向かった鎌倉。
こんなに乗り気じゃないわたしに対して、デートコースとお昼の店まで考えてニコニコやってきた彼。
あー!!!!もう無理だーーーーー!!!!
となり、用事があると言ってすぐ逃げました。
忙しい職業の人が貴重な休みに時間を割いてくれて、ここまでしてもらって、どうしてわたしは嬉しくないんだろう・・・と鎌倉の海で泣きました。
タクシーに置き去りにした男
30を超えてからよく行っていた居酒屋で出会った男性もそうでした。
マスターから、ピッタリの子いるよ!って紹介された彼。
ノリも合うし、会話のテンポも合うし、同い年だし、家も近所だし、いい会社勤めてるし、こういう出会いもあるか・・・と思い、連絡も頻繁に取ってたしよく二人で飲みに行ったりしてました。
しかし
いつも通りみんなで飲んで終電無くして、タクシーで二人で帰ってる時に「俺のことどう思ってるの、●●(飲み仲間のひとり)のことが好きなのか」的なことを言われ、さらには手を握られ。
ひっ!!!!!!!!!
となってしまい。
全然まだ家じゃないのに「ここで結構です!!!」ってひとりでタクシーを降りました。
それからはもうL I N Eの返信もパラリしか返さなくなり、それっきり。
不思議なことに、一回は付き合うのかなくらい考えた人なのに、今となっては名前すら思い出せない。
なんでだろう。もう自分がわからない。
蛙化現象の嵐・アプリ婚活
やってきましたアプリ婚活。
アプリ婚活をしていても、メッセージの段階では悪くはないか、なしではないくらいに思っていた人も「会いませんか?」と言われた瞬間に
「うえーーーーー!!!気持ち悪――――――!!!!!」
と、全力で蛙化現象を発揮。
もうそこからは日時を決めるのも憂鬱になってしまい、フェードアウトを繰り返しました。
ほんと、失礼な女だぜ。お前は一体何がしたいんだ。
自分を好きになれば蛙化現象も治るというけれど
どの男性もこの部分だけ切り取るとわたしが拒絶したみたいなことになってるけど、男性たちは絶対わたしのことなんて覚えてないはず。
きっとみんな多分その後結婚して幸せに暮らせてると思う。
だから、実際深く傷ついてるのはわたしの方なんだという現実。
この蛙化現象っぷりは一体なんなんだろう・・・?
蛙化現象と共にあるわたしの人生。
わたし結婚したいんだよね?
全然男性恐怖症とかじゃないはずだし。恋愛対象は間違いなく男。
なんでなんだ・・・・?!
「もしかして心の病気じゃない?」と本気で悩んで、いろんな本やWebサイトの記事を読み漁りました。
世では、「蛙化現象は、自分に自信がない人が、そんな自分のことを好きだと言っている男性に拒否反応を示す」みたいな考察が有力なようでした。
だから対策としては、ありのままの自分を許してありのままの自分を愛せと。
そうすると自分のことも好きになれて、自分のことを好きだと言ってくれる人も受け入れられるようになると。
うーん・・・・なんかこの説は自分にはしっくりこない気がする。
自分のこと好きになったら、自分のこと好きな人も好きになるってなんか強引じゃない?
芸能人で自己肯定感高くて選び放題な人が、自分のこと好き好き言ってくる人を恋愛対象にするか?否だろ!
とひねくれ女は思った。
そしてこの説が本当なら、わたしは自分のことを心の底から好きになれる日なんてきっと来ない。
もしかして、蛙化現象じゃないのかも。
別の可能性を探ろうと思い、過去の傾向振り返ってみました。
今回のように蛙化現象を起こしたパターンと、蛙化現象が起きずに付き合えた人を振り返ってみたら、2つの共通点が浮かび上がってきたのです。
長くなってしまったので、次回に続きます・・・
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