【アラフォーの婚活】pairsで出会った4人の個性豊かな高学歴・高収入の男性たち
これで結婚できなかったらもう結婚しない!人生最後の婚活プロジェクトだぁぁぁぁ!
と、一昨年の秋冬に3ヶ月間限定アプリ婚活をしました。
そこで出会った男性たちを紹介します。
婚活を始めるきっかけのひとつとなったのは「将来のお金の不安」でした
記事はこちらから→【30代の婚活】結婚とお金の問題について考えたら、前向きに婚活できるようになった話
バブル先輩は言う「学歴と生涯年収は比例している」
婚活を始めるきっかけをくれたバブル先輩は世の中お金と言い切るバリバリ働くかっこいい女性。
※正確には「バブルを経験したほど年食ってない」らしいけれど、なんだか豪快な生き方がバブル臭するんですよね・・・これからもバブル先輩と呼ぶ。
アプリ婚活を始めたことを彼女に告げ、スーモみたいに希望条件で男性を絞り込んで選ぶことができる(正確にいうと選ぶ権利はあるけど、選ぶことはできないが)と説明すると彼女は言った。紙タバコを吸いながら。
「学歴と生涯年収は比例してるらしい。とりあえず高学歴の男にしとけば間違いない」
ポカーン
高学歴の男を推してる女性、久々に見た。
さすが、バブル世代(じゃないけど)・・・高学歴がお好き・・・。
聞けば、旦那さんも高学歴。
だから旦那さんの大学の同級生とかやっぱりお金持ちらしい。
先輩の家よく泊まりに行きましたがやっぱり、リッチだもんなぁ。
都内のあの辺だよって言えば大体の人がわかる場所の、タワマンではないけど高層マンションの最上階に住み、カーテンが自動であいて、生活感のないドラマみたいなお部屋。
ルイスポールセンの本物も一般家庭ではバブル先輩の家で初めて見た。
そして何より、毎日飲み歩いている。羨ましい・・・・
家にも高そうなウイスキーとワインが並んでる・・・・
そんなわけで、素直な私は高学歴の人に絞って検索していました。
だって私もルイスポールセン欲しいもん。
お金も学歴もないよりある方がいいに違いない。
※座右の銘:大は小を兼ねる
日本を代表する国立大卒の理系研究職の男性
年齢が確か2、3個上で、写真はとてもおとなしそうで真面目そう。
年収もいいし、なんか素朴な感じだし、モテてなさそうだけど清潔感がないわけじゃない感じだし、これはありだ!!!と最初は思ったのですが・・・
恐ろしくメッセージが長かった。
スマホのメッセージ画面で勢いよく2スクロールくらい。
長文の中に話題が3、4詰め込まれいるので、メッセージの返信を作成しながら質問を確認しに行かないと忘れちゃう。
ちゃんと私に対して質問も投げかけてくれるので、それについても返答しないといけない。
思いっきり文系か体育会系のノリと勢いみたいな男性しか周りにいないので、なんだか知的な彼のメッセージも最初は興味深かったんです。
なぜ土に草が生えるかとか、雑草の種類とか、殺虫剤の仕組みとか。社会科見学気分で楽しかった。
それで結構色々聞いてしまって(彼のことでなく、彼の仕事や学問についてだけですが)、ますます長くなっていくメッセージ・・・
一度おすすめの本を紹介され、興味もあったので「読んでみますね!」と一応買ったものの、全然読む気にならなくて気まずかったな・・・
しかもその頃は会社で組織変更があって、猛烈にストレスフルだった時期。
疲労困憊して電車に乗ってアプリを開けると、彼からの長文メッセージがドドドドドドっと流れてくる。
もし付き合うことになっても、会社のクソババアの愚痴言いたいのに、多分今日見た映画とか読んだ本の話とかされるんだろうなと想像してしまった。
う・・・もう無理だ・・・・とフェードアウトしました。
高校からエスカレーターの一流私大卒の男性
以前の記事でも紹介した、女性見下し系の一流大学の男性。
記事はこちらから ※03「専業主婦なりたいみたいな頭軽い女性発言男」です。
【アラフォーの婚活】アプリで出会ったスペック(だけは)高い男たち
彼は大学名のイメージそのままに、派手でチャラかった。
そして半端なく高い自己肯定感をお持ちでした。
見た目も普通(中の下くらい)で、服とかも微妙で雰囲気イケメンとかでもない。
自分の話ばかりなので決して一緒にいて楽しいわけでもない。
一体あの自信はどちらからお越しに・・・・?
本当は会社で若い女子からいじめられてたりしてるんだけど、プラス思考でできる俺!みたいな感じを必死で演じてるのかな・・・?
実はものすっごいコンプレックスの裏返しな気がするなぁ
とか妄想は膨らむ。
自身のスペックと外見からおモテになるそうで(自称)、聞いてもいないのにどんな女性とどこで飲んだかみたいな話を教えてくださる人でした。
聞いてもいないのに過去の彼女の話とかもペラペラよく喋る喋る。
そして極め付けには
「僕たちもう結構いい歳じゃん?時間無駄にしたくないし、身体の相性確認してからじゃないとだよね〜」
と言い出した。
逃げ帰って終了しました。
あー気持ち悪い。
年下のワクチン打たない主義の電車男
30代の一般市民も、ワクチンを打つ気があれば打ててるくらいの時期に始めた今回の婚活。
ワクチン打ってますみたいなアイコンがあったほど、当時は婚活をする上で重要ポイントだったと思います。
知らない男性とご飯に行って感染しましたって最悪すぎるし。
だけど、さまざまな事情からワクチン打たない派の人ももちろんいるし日本製のを待ってるって言う人だっていたのは理解しているので、決して自分からワクチンの話を振ったりはしなかったのですが。
その人は初対面から、嬉々としてワクチンがいかに危険か語り出した。
だから自分は打たないんだと。
そして、コロナは風邪だと言い出した。
医療従事者で自分の見解があるという人なら百歩譲ってわかる。
しかーし彼自身はもちろんのこと、家族にも友達にも専門の人はいないそうで、ネットで調べた情報で言っている。
ていうか「そんなにワクチンやばいよ!」って熱弁されたって、私もう打っちゃってるんですけど。
しかも思ってても、初対面の女性に自ら進んでこの話する必要あるのかなぁ?
あちらも同じ思想の女性が良かったということ??
この時点で、この人はないなぁ・・・と心に決めました。
電車男だったのは面白かったんですけどね・・・
乗る専門だそうで、いろんな電車の話聞けたのはこれまた楽しかったです。
まぁでも最初にワクチンの話をしてくれてよかった。後でそういうタイプだと知ったらショックでした。
離島から上京してきた研究職の男性
これまた国立大の理系卒で研究職の1、2個年下の男性。
彼はとっても珍しい仕事をしていて、これまた仕事内容の話を聞くのが楽しくて。
さらに、彼は離島育ち。
タイムリーに私がその島に旅行していたことと、テレビで見てちょっと身近に感じていたこともあって、これまた島の話が楽しすぎた。
いい人だし、黙って話聞いてくれるし、お酒飲めるし、なのにモテなそうだし、いい人引いたかも!!!と盛り上がりました。
会社のストレスがやばかった日に会って、「あのクソババァ!」ってつい出てしまってもニコニコ聞いてくれたし。
彼の島の郷土料理店を発見して、遠慮がちに島のことばで店主としゃべってるのもなんかいい感じでした。毎度奢ってくれますし。
年収もいいから今のうちに貯金して、老後彼の島で島民たちとのどかに暮らすの楽しそうだとちょっと妄想したくらい(早いんだ、妄想がいつも)。
なんですが・・・・
親指の爪だけがいつも信じられないほど長かった。
最初会った時は、切り忘れたのかな?と思いました。
次会った時も、その次会った時も長くて。
これは・・・意図的に伸ばしている・・・・
聞こう、次あったら聞こうと毎度思うのですが、ニコニコ私の話を聞いてくれてるのを見ると聞けなくて。
宗教上の理由とか、島の風習とかだったらどうしようとかグルグル考えてしまい聞けませんでした。
彼との老後の離島スローライフは、親指の爪によって崩れ落ちました。
自分にとっての「普通」がいちばん
婚活って人間観察という意味ではとても楽しい。
高学歴な男性にもいろんなタイプがいるという勉強になりました。
バブル先輩よ、世の中は学歴じゃないんですよ、ほんとに。
真っ直ぐ育つ子もいれば、調子に乗る奴もいるし、クソ真面目すぎる子もいるし、自分の世界で生きてる人もいる。
やっぱり私はなんだかんだ自分と価値観合う人がいいなー
高学歴とか高年収とかもう結構どうでもいいかも。
こうして自分と違う世界の人と喋るのも、その場では楽しいんだけどなんか違う気がする。
私にとっての「普通」が彼にとっても「普通」であればもうそれでいい。
「君に夢中」を聞きながら電車に揺られる帰り道、ぼんやり考えたものです。(最愛に激ハマりしていました)
婚活を始めてそろそろ1ヶ月半、そんな当たり前のことを1周回ってやっと気付いた35歳の秋の夜でした。
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